りんの婚活絵日記

30代マッチング事情のリアル

BBQ前の暴露

さて、BBQ前のお話しです。


「話しておかなきゃいけないことがある」

深妙な雰囲気で蒼くんから連絡がありました。


何それ?怖い!


別れ話ではなく、打明け話っぽい雰囲気。

そうでであれば、


借金の話

仕事の良くない話

病気の話

家族に介護が必要な話


そんなとこだろうか?


平日の夜、仕事の後に落ち合って、普通にご飯して、コーヒー買って、そこそこ人のいる公園へ。


そこで蒼くんの暴露話が始まりました。


「僕、精神疾患だったんだ。

大学は卒業できなかった。

それで無期雇用だけど、正社員じゃない。

そのせいもあって、給料めっちゃ安いんだ。

りんの家族に会う前に、ご両親に聞かれたら嘘はつけないから、りんに話しておかなきゃと思ったんだ。」


うん、予想してた。

私も以前は鬱の治療してたし、

そういう人がいることもわかってる。

だけど、ショックが無かった訳ではない。

もう蒼くんのことが好きになってたからこそ、ショックだった。


それを打ち明けたら、ウチの親は何て言うのだろう?

将来、二人でやっていけるのだろうか?

子どもとか産めるものなら欲しかったけど、経済的に諦めるしかないか。

二人だけでも、結構カツカツの生活を、節約とか頑張ってやっていかなきゃいけないかな。

それでどうやってウチの親、蒼くんの親に親孝行できるのかな。

親のために結婚するわけではないけど、やっぱり喜んでほしい。

あわよくば玉の輿なんて夢は、完全に砕けたな。


不安、不安、不安…。


でも、隣にいる愛しの蒼くんが、

もっと不安げな顔をして、俯いて、私の言葉を待っている。


「うん、まずは話してくれてありがとう。

まあ、ひとまず二人で頑張ってみませんか?」


頑張って明るく言ってみました。

私だってすっごく不安だよ。

だけど、こう言うのが私にとって精一杯だった。


蒼くんのことが好きだから。

ここで可能性をゼロパーセントにしたくない。

どうやったら二人で生きていけるか、前向きに考えていきたい。


そう思ったのです。

でも、今思えば、この考えが甘かったから今のこのモヤモヤに繋がっているのかも。


ちなみに、婚活する女性への警告も含めてお知らせすると、サイトで出会った蒼くんのプロフィール掲載内容はこちら。


最終学歴:大学←大卒とは書いていない。

職業:会社員←正社員とは書いていない。

年収:〜200万←最低の選択肢がコレ


そう、嘘は書いていない。

写真を数枚載せて、他のプロフィールもしっかり埋めているので不審者感はありませんでした。


出会いを探していた頃の、私の条件は低い方だったと思います。


「学歴は高卒以上ならいいかな、その当時どういう理由で進学を選ばなかったかより、今頑張っているかの方が大事だし。」


「収入も人に話せないような職業ではなくて、定職についていて、毎月ある程度決まった収入があって頑張ってればいいよね。給料で区切るほど自分だってもらっているわけじゃないし。」


そんな考えでした。


だけど、今回のことがあって、婚活を始める友達に助言するなら、次にもし自分が婚活するなら、この条件にしようと思ったことがあります。


最終学歴:大卒以上!(私は大卒です)

年収:自分以上!


自分ごときが上から目線で偉そうかな、お相手を選べるほどの立場なのかな?

とも思うのですが、実際経験上、蒼くん、そしてそれ以前の彼氏と出会ってきて、学歴や年収が自分以上でないと、自分が「常識」と思っている感覚が大きくズレているのではないかと思ってしまうのです。

もちろん、みーんな価値感が違うのは当たり前ですし、婚活で出会う人なんてなおさら色んな人が集まってきてしまうのです。

だからこそ、お互い最低限の条件で選んで、お会いして仲良くなって、結婚や一緒に住むとなって、色々擦り合わせをしていく段階になった時に、「はぁー?なんで!?何言ってんの?」みたいな原因をなるべく減らして、その時に破局するよりかは、早めにふるいにかけたいのです。


もちろん、学歴や収入が全てではないし、それが自分以上という条件に合わなくても、それを乗り越えられるくらい、お会いしてみたらステキな方も沢山いると思うのですが、玉石混交の婚活市場において、その原石を探し出すのは効率が悪すぎるのです。


なんかもうね、これ以上蒼くんのことを書かなくてもこれが全てな気がしてきました。


でも発散したいから書きます!


蒼くんの生い立ちと、私とのズレは、この後の話をもう少し書いてからお話ししましょう。


それではまた、近いうちに。