りんの婚活絵日記

30代マッチング事情のリアル

子どもおばさん

はい、どーもこんばんは。

子どもおばさんのリンです。


先日お別れした蒼くんは、

子どもっぽい、幼い、無知過ぎるというか、世間知らずなところがやっていけそうになく、お別れしました。

https://rin-rin-rin.hateblo.jp/entry/2019/08/15/202658


そんだけディスっておいて、

自分はくだらない妄想して、

ちゃんと大人になれているのかと言えば、なれていない!

本当、性格悪いな私…(._.)


改めて振り返れば、

学生時代のまま時が止まっているのは、私の方なのかもしれない。

自分がそうだから、人の同じ部分が気になって嫌気がさすのかもしれない。

人のフリみて我がフリ直せだ!!


学生時代の友達と、学生時代の思い出話をすれば、気持ちは学生時代に戻り、楽しく盛り上がれます。


だけど、みんなと別れて一人になっても、ふとあー楽しかったなって思いだしたりします。


楽しい思い出があるのは良いことだけど、

そればっかりって、どんだけ私って暇なんだろうと我ながら思います。


友人達は、一人になれば、それぞれ家のこと、子どものこと、仕事のこと、あれこれ忙しく、他にやることだって、考えることだって沢山あるはずだ。


私のように暇じゃない。


私だってそれなりに忙しいつもりだけど、

朝は寝坊して身支度がままならず、

夜はネットサーフィンに忙しく、

部屋が散らかり探し物に忙しくなる…。


ただの自己管理が足りないのと、好奇心旺盛なだけである。


私が大切にしたいもの、伸ばしたいもの、本当にやりたいことは何だろう?

もっとシンプルにして自分を極めたい。

それから、

新しい友達を作ろう。

新しい勉強をしよう。

新しい世界を知ろう。

今までの学生気分のおばさんじゃなくて、年相応の人として、社会と付き合っていこう。


そして、婚活に行く服がないことにも気がつきました。

過去に、

パーソナルカラー診断と、

プロの洋服コーディネートは、

それぞれ別件で受けたことがあったけど、

今私が着ている服は年相応なのだろうか?

時代遅れになっていないだろうか?

全然流行の服を着たいとかではないんです。

ただ「ダッサイ奴」とか、「時代遅れ」とか服で損したり、一緒にいるお相手を不快に思わせる格好はしたくないんです。


婚活再開して、デート用にどれを着ようか考えたとき、手に取った服が「え?若作りぶりっ子っぽくない?大丈夫?」と不安になりました。

私のパーソナルカラーにあった、その中でも地味な色だけど、デザインがフリフリだったり。これで大丈夫なの?

何が正解かわからないけど、なーんとなく不正解な気がする…。


以前プロにコーディネートをしてもらった時は、確かにその女性年上スタイリストから見て私に似合った服ではあったかもしれない。

ですが「仕事に着ていける」「年相応」という要望は完全無視されたような、例えばそのうちの一つは、キラキラ素材のノースリ×ショーパンでした。。。(/ _ ; )

当時、既に私は30オーバー。それを着ていけるのは、せいぜいはっちゃけた同世代女子会くらいでしょう。


大正解じゃなくてもいい。

大外れでなければ。

同じ人と会うときはある程度洋服を変えたい。

でも婚活の最初のうちは初対面をどんどんこなして行くだろうから、違う人に会うときは同じ服でもいいな。


そうして選んだ方法は、

エアークローゼット

というサービス。

毎月定額で、スタイリストさんが似合うもの、要望に合うものを選んで3着1セットで送ってくれるサブスクリプションです。


婚活サイトの写真はここで借りた服で撮影に行きました。

今のところ、サービスに満足しています。


エアークローゼットで初回から満足度を上げるコツは、データ、希望を詳細までなるべく埋めることです。


エアークローゼットのことはまた詳しく書こうと思います。

脱子どもおばさん!!!

隣の妄想女子

こんばんは。

ご訪問ありがとうございます。

婚活が上手くいっていない、独身30代の私のリアルをお届けしています。


さてさて、今日は大変痛々しいお話を書こうと思います。


昔から、少女漫画とか、恋愛モノのドラマとか、人並みに好きでした。


小学生の頃は一時期「将来は漫画家になりたい!」なんて言って、自分でノートに鉛筆で描いてみたりもしましたが、もっと絵もお話を作るのも上手なお友達の作品を見せてもらって、簡単に夢破れました…。

まあ、そこまで本気ではなかったので、それは別に良いのですが。


ただ、30代半ばまでお一人様で生きてこれてしまうと、それが人様とはズレているかもしれなくても、あれこれ自己流でもどうにかやってこれてしまうし、頭の中ではおめでたく妄想を繰り広げてしまう残念な状態になっています。


同じく30代半ば独身の方が、みな同じなわけではないですよ!!!


ただ、「私の場合は」というお話です。


昔から「恋愛」はお話で楽しむものであって、自分ごととしては苦手でした。

なかなか人を好きにならないし、好きになってもそれが恋する気持ちなのかわからないし、どうして良いかもわからないし、グズグズしているうちに、この歳まで拗らせて、お一人様。それが私の現状です。


社会人になって、アパートを借りて一人暮らしを始めて、数回、引越しをしました。

そして、どの部屋に住んでいても、私の頭の中では同じ妄想が繰り広げられました…。


それは拗らせが進みすぎて、最近始まったことではなく、思い返せば20代後半には始まってました。。。


どんな妄想かと言うと…


マンションの隣の部屋にステキなメンズが住んで、お付き合いとか始まったりしないかな?!


という、我ながら何とも痛々しいもの。


自分がアパートに入居した。

お隣の部屋の住人はどんな方かしら??


イケメン、彼女無しだったらどうしよう?

→どうもしません。絡みありません。情報少なすぎです。


都内のお一人様事情としては、引越しのご挨拶に行かない方が多いようなので、私も大家さん以外には行かないし、来られたこともありません。


でもたまにタイミングが合って、

「あ、どーも」くらいの会釈はお互いします。(たまに無視する人もいるけど)


かといって、もちろん何も始まりません。

何か始めたいほど、その会釈で恋に落ちることもありません。もし本当に超絶イケメンが引っ越してきたら、あたふたするのかもしれませんが。


そして、今度は隣人が引っ越して出ていった様子を見ると、次はどんな殿方が引っ越してくるのかと、勝手にワクワクしはじめます。


もちろん、殿方とは限りません。


そしてさらに妄想は深刻化します。


お隣に、伊藤くんが引っ越してきたらどうしよう?!


伊藤くん(仮名)とは、中学校の同級生です。当時はよく喋る仲間で、伊藤くんは私が一番仲良くしていた女性の先輩とお付き合いしていた時期がありました。


中学を卒業してから、たまたま同じ高校、同じ塾へ。でも伊藤くんとは文理系が違うので、クラスはもちろん、授業が重なることはなく、顔見れば挨拶する程度の中でした。


高校卒業間際、伊藤くんは地方の大学へ合格したことを塾の合格者の張り紙を見て知りました。


おめでとう。伊藤くん、そんな遠くで一人暮らしをしながら大学生活を送るのかな。


一方、私は浪人が決定。


携帯の連絡先も知らないし、しつこい女に思われたくないし、特に連絡も取らず、それ以降、伊藤くんがどこで何をしているかわかりません。


中学時代、ちょっとモテていた伊藤くん。

その頃は何とも気にかけていなかったけど、社会人になって、一番思い出す同級生男子が伊藤くんなのは、本当は好きだったのかな?と思います。


でも今は状況を知らないし、他の私の友達も全然連絡取ってないみたい。


もしかしたらとっくに結婚して、ステキなパパになってるかもしれないし、もしかしたら、太って、格好もダサくなって、一人でゲームにハマっているかもしれません。


勝手に、美化して、いい感じになったダンディな伊藤くん(独身彼女なしの設定)が、隣に引っ越してきたらどうしよう!

だなんて思うのです。


ええ、何の根拠もなく。

ただの痛い妄想です。


ですから、実際にそんな風になった伊藤くんが隣に引っ越してくる確率なんて、ゼロに近いでしょう。それは、この大した家賃でもセキュリティでもない賃貸に、芸能人が引っ越してくる確率以上に低いのではと思うのです。


なのに、頭の中はおめでたい。


最近まで隣に住んでいたおじさんが出てって、

クリーニングが入って、

それから先は、、、


伊藤くん、来ないかな?(о´∀`о)


来るわけないよ!!!


我ながら、ヤバいな。


もしその少ない可能性が叶い、ダンディな大人の男に成長した伊藤くんが、独身で隣に引っ越してきたところで、こんな妄想女なんて眼中にないから!

むしろ怖いから!!


こんな妄想しちゃうなんて、本当私ヤバいな…。他に考えること無いのかな。もっと忙しくしてないと、ロクなこと考えないのかな?


そう思っていたところ、

ついに!

昨日お隣に新しく引越しをしてきた方がおりました。


もちろん、妄想通りの伊藤くんではなく、


知らないおばさま!!!


残念!


てか、普通だよね。


切り替え

洋服を整理して、

フリマアプリで売れ残ってしまった物を、

リサイクルショップの実店舗に持って行って、いくつかは買い取ってもらえました。

チャリーン♪

数百円。

運び疲れたので、帰りに寄ってしまったカフェ代の方が高いという…。

でもね、いいんです。

ただゴミ箱に捨てるより、気持ちが楽だから。

だけどね、手間もお金もかけて、何がベストなのかは、またじっくり検討しよう…。


一人で歩いていると、世の中のカップルを羨ましく思ってしまう自分がいます。

そんなに恋愛至上主義じゃないつもりだったのに、心が荒んでるなぁ…。


蒼くんとの関係は、結局お母さんの言う通りになってしまいました。

お母さんとの話はこちらで。

https://rin-rin-rin.hateblo.jp/entry/2019/08/06/005821


お母さんに

「結婚はボランティアじゃない」

と言われたことが刺さる。


蒼くんのことは、センシティブなことも多く、匿名でも詳細をここに書くことが私にはできません。


蒼くんは良い人だけど一緒には生きていけないと判断しました。


婚活では、人が良いというだけじゃダメなんだよね。

婚活で言う、良い人って、条件の良い人なのかもしれません。


人が良いというだけじゃ結婚できない。


かといって、お母さんの思うような理想の高い男性は連れてくることは一生ないだろうけれど。


それなりに、一緒に生きていきたいと思う人とまた巡り会いたいな。


私も30代半ば。


ぼんやり立ち止まっている暇はありません。


とにかく、走りながら考えよう。


自分を磨くこと。

どうやって?

まずは外見変えるのが早い?


ボロボロの出勤カバンを変えて、

歯が白くなる歯磨き粉に変えて、

巻き髪講座に行き、

ツヤツヤトリートメントを買って、

プロのコーディネート体験をして、

デート用のパンプスも買って、

洋服も変えて、

歪み取りにバランスボールも購入。

今週末はメイク講座にも行ってきます。


ええ、ここまでで、結構お金使っていますよ。


断捨離を進めて、

本を読んで、

朝、少しは余裕を持って出勤できる日が増えました。

貯金の状況を見直して。


新たな市場を考える。

はじめはやっぱり婚活サイトだな!

以前やったwithより、年齢層が高くて、恋愛より結婚を本気で考えている人が多そうな物で、ある程度口コミが悪くなくて、利用者数もそこそこいそうな物を…。


まずはユーブライドというサイトに登録してみました!

登録前にしたこと。

サイトの口コミを調べました。

成婚者の感想を読みました。

新しい洋服と習いたての巻き髪で、プロに写真を撮ってもらいました。

ウェブ上で自己紹介文を検索して、それを参考に仮の文章を作っておきました。

その時見つけた初回メッセージも参考に、初回メッセージの文章も仮で作っておきました。多くの人とのやりとりに消耗してしまうので、これはテンプレというよりもはやコピペで使っています。

Evernoteに婚活用のノート(フォルダ)を作り、この自己紹介文と初回メッセージを保存。個人の方の記録もEvernoteに記録しています。

最低条件を決めました。


私のそれは、

学歴大卒以上。

年収自分以上。


学歴も年収もそれより下だって、ステキな方はいるはずです。でも、蒼くんとのお付き合いを経て、お相手探しの効率を上げるためにこの条件に設定させていただきました。


後は高飛車に見えないよう、表向きには書いていないけれど、隠れ条件は…

×離婚歴

×喫煙者(凛は喘息持ち)

×体型太め

×自分は40以上なのに「子ども欲しい」を選択(「お相手次第」の選択は可)

×趣味ギャンブル

×写真の人相が悪い

×(上手くいっていても)ネットワークビジネスの香りのする人


え?厳しすぎですか?

偉そうですか?


玉石混交な婚活アプリを使用したことある女性なら、共感してもらえるのではないかと思います!


さてさて、これだけ準備していたにも関わらず、サイトの登録には時間がかかりました。

登録する項目が多くてびっくり。

でも本気度アピールと、ミスマッチを防ぐため、頑張ってほぼほぼ項目を埋めました。


後は神頼みでもして、良縁に期待します!!


いや自分磨きを続けます!!

蒼くん、さようなら。

さて蒼くんと、

擦り合わせができない話の続きです。


学生時代に病気になった蒼くん、

30代半ばになった今では健康で

普通に社会人生活を送れています。


だけど、「もしかして、蒼くんの中では学生気分のままなのでは?」と不安に思うことが度々ありました。

それまで不思議だと思っていた違和感が、この話し合いにより、私の中では別れへの決定打になっていきました。


高校時代の話を楽しそうにする蒼くん。


(今の仕事は楽しくないのかな?社会人になってから、あんまり新しいお友達いないのかな?

ま、よくあることだよね?)


学習塾に敏感な蒼くん。

「あ、この街には〇〇塾があるんだね!〇〇塾は◻︎◻︎塾と違って、授業がね…」


(その業界でもなければ、進路を考える子どもがいるわけでもない。どうでも良くない?)


家にたくさんの大学受験参考書がある蒼くん。

凛「え?何でこんなに持ってるの?」

蒼「ま、昔の亡霊かな。」

(本当にそうだよ!)

蒼「これ、けっこう面白いし、この構成がね…」

(まだ語るの?!)


漫画が好き、テレビが好き、その程度の大人はたくさんいますが、こんなに学習塾やらに詳しい人は業界の人だけだと思うのです。


そして、結婚や将来について漠然とした夢を見ているのが、現実の自分の歳を受け入れず、地に足がついていないように感じてしまうのです。

「自立したい」と言いつつ、母親に依存しているように見えて、行動が伴っていないように見えてしまいました。

だから私は、一緒に苦楽を乗り越えていく自信を失ってしまいました。


私たちは、もうそんなに若くない。


もう子どもだって産めるかどうだかわからない。

それは女性の私だけでなく、男性も年齢が関係あるんだよ。(簡単なデータを検索して見せました。)


当然親は先に年取るし、ウチの親だってもうこの歳なんだよ。


たまたま見た不妊治療に苦労するドラマの話(フィクション)をして、怖いと感想を言いました。

蒼「みんながそうとは、決まったわけじゃないでしょ?」

データの確率見た?


低収入で子どもを産んだ人がどういう節約をしているか(実話)を読んで、話しました。

蒼「へぇ〜、すごいね」

完全に他人事ね。


話せば話すほど不安になってしまう。

…ごめん、私、やっぱり蒼くんとは生きていけない。

蒼くんは優しいし、一緒にいて楽しかったから、苦しいけど、もう終わりにしよう。


私から切り出しました。


蒼くんは最初、私がマリッジブルーみたいなものになったのだと思ってました。

理解してもらえなかったので、酷い言い方をしました。


「やっぱり自分より収入のある人じゃないとダメだって、今更気づいた。ごめん。」


本当は収入が自分より下の人だって良かった。

でも、それに見合った生活をする覚悟がある人、どうにかやっていく努力をする覚悟があることが前提だった。

でも蒼くんにはそれは無い…。

上手く説明できなかったし、傷つけただろうけど、これで別れたいということが、わかってもらえました。


もし蒼くんと一緒になったら、

仕事を頑張って稼ぐのも私

家事をするのも私

妊活を頑張るのも私

周りの人と関係を作るのも私

そんな風に思えてしまいました。

私、そんなに頑張れない…( ;  ; )


蒼くんは「好き同士だったら、何とかなるよ!」と言ったけれど、じゃあ、あなたは何ができる?どうやって乗り越えるの?

その答えが得られなかった…。


私が何を求めていたのか、はっきり蒼くんに伝えられたか、自信は無いです。

でも蒼くんには、それを解決できる、前向きになれる答えは言えなかった…。


蒼くんは優しくて楽しかったから、本当に悲しいけれど別れを決断しました。


今までありがとう。

私から別れを切り出して、ごめんね。


ここまで、どこか上から目線で蒼くんのダメ出しをしてしまったけれど、改めて自分のことも振り返りました。


私も子どもっぽい。

中身が幼い。

ひょっとして、だからいつも上手くいかないのでは…と。


私は蒼くんのように大学受験に関するものは無いものの、自分では学生時代から大して成長している気がしないのです。


洋服も地味な色だけど、フリフリ。

このフリフリデザインって、この歳で着ていて良いのだろうか?

この膝上って、OKなラインなのだろうか?

同世代の友人で、こんな服着ている子はいないような…。


社会人になって何かなし得ただろうか?

スクールに通った時期もあったけど、スキルを身につけたというより、お金のかかる娯楽になっていただけではないか?


この歳まで家事は苦手で最低限のみ。マイペースな一人暮らしで生きてきて、人と生活できる包容力はあるのだろうか?


貯金のペースも遅く、同世代平均より無いよね?

友達には株式投資や不動産投資をしている子もいるけど、私は大丈夫?


日々がいっぱいいっぱいで、長期目線なんて無いけれど、本当に成長なんてしてなくない?


時事ネタを出されるとついていけてないし、ましてや自分の意見なんて無いよね。


いつかステキな男性が見初めてくれて、結婚できるよね。

(そんな外見磨きもしてないけれど)


え?


私、本当に子どものままの気分じゃない?


やばくない?


これまで付き合ってきた男性は割とダメンズでした。

だからこそ今でも独り身です。

私がダメだから、ダメな男性としか出会えなかったのではないか?

これ、有力な仮説ですよね。

やっぱり同類を引き寄せてしまっているのでは?!


かといって、今すぐ何かを変えられるわけではない。


だけど、変わりたい。


そうこうしているうちに、順調に歳だけはとっていき、どんどん婚活に不利になっていく…。


だから、婚活と自分磨きを平行してやっていきます!!


蒼くんのことは、たくさん泣きました。

もう泣き飽きました。

泣いたって人は変えられないし。

変えられるのは今、自分、そして未来!


辛い別れを忘れられるのは、

やっぱり新しい男って言うし。


前向いて、また婚活再出発します!!!

蒼くんと話し合う

婚活サイト「with」で出会って、

お付き合いに至った蒼くん。


この記事からいらっしゃった方は、

どうぞ記事一覧から順番にご覧いただくと、話の流れがわかるかと思います。。。


さて、母親に蒼くんのダメ出しをされて、

その後、蒼くんに報告し、その後のお話です。


サクッとご飯してから、

夜の公園で母親との話をしました。

二人でどよーん。。。


凛「でもね、うちの母親は何にでも昔からダメ出しする人だったし、まあ、少しずつ良いところをわかってもらおうよ。」


蒼「…。」


凛「…。」


蒼「…はぁ。でも(凛の)お母さんの言う通りで、何も否定できないよ。覚悟はしていたけど、正直ショック。でも、俺がいいって言ってくれてありがとう。」


流石に、ショックを受けてました。

私は、勝手に上から目線ですが、少しショック療法になったらいいなと浅はかな期待をしていました。

というのは、蒼くんは、自分の将来は安泰だと根拠もなく自信があるのが、私にとっては返って不安だったのです。

何かキャリアアップに繋がるような勉強や試験に挑戦してほしいな…、そうしたら蒼くんの将来を信じられる気がするし、うちの親も安心してくれると思う…


なんて、ドラマの見過ぎでした!!!_φ( ̄ー ̄ )


しばらくして、蒼くんは、概ね持ち直し、またいつも通りのデートを。

普通に蒼くんの行きたいという場所へ出かけました。(このタイミングで自分の行きたい場所優先になってて、それでいいのかい…?)


流石に、何らかの対策や、改めて将来をどう考えているかなど、聞けるかと思ってましたが、向こうから切り出すことはありませんでした。


わざわざ言わなくても、こっそり何かの勉強始めてたりして…♪


いやいやいやいや、それは流石にドラマの見過ぎだって!! 

蒼くんはそんな性格じゃないだろ!!

隠し事とか絶対無理な人!


自分の心の中の葛藤ののち、会話の中にふと、「将来のためにお金を貯める」という話題を持ち込むことに成功しました。

これまでの私たちは、お互いの給料や、貯金額について具体的には話していませんでした。


過去にざっくりと「貯金はある」と言っていた蒼くん。だけど、結婚目前の男の言う「貯金がある」が数万円(一桁)だったことは、婚活記事でも、身近な人にも聞いたことがあったので、信用してませんでした。


この時、電車に揺られていた私たちは、もはやどんな会話だったか、記憶がぶっ飛びましたがその中で…


蒼「でもさ、俺だって毎月数千貯めて…」


凛「え?!」(今何て言った???)


判明!

30代半ば社会人、蒼くんの貯金ペースは月数千円!!!


マジかー?!( ;∀;)


23区内を走る電車の中では、これ以上言及できず、後日「話し合い」を決行。

その後、電話、対面を交えて、お金のことのみならず、将来について「話し合い」は4〜5回しました。


30代半ば

社会人

大手企業の子会社

都内一人暮らし

車なし

ギャンブルしない

ブランド品に興味ない

ゴルフやダイビングもしない

その他、派手な遊びやお金のかかる趣味も思い当たらない…

さらに家計簿もちゃんとつけている

豪快に私に奢ることもなかった

過去にも借金なし

近い間柄に治療や介護なども必要なし


それなのに、何で?!?!

私たちの世代で同じような生活レベルなら、10万とは言わずとも、月数万円の貯金が普通じゃないの??


この年まで、この調子で生きて来れると、つい自分が「普通」だと思ってしまう。

それは私も蒼くんも同じでした。


でも蒼くんと私の「普通」は同じではなかったのです。


一緒にいて楽しく笑いあえていて、嫌なことが似通っていれば、価値観が近いと思ってました。


でも、蒼くんと私は、貯金のことだけでなく、育ってきた環境だけでなく(←これはわかってた)、他にもたくさんの埋められない「違い」に気づいてしまいました。


将来一緒に生きていくには、その「違い」の擦り合わせをしたかったのですが、結局できませんでした。


蒼くんは…

お金持ちの家庭に一人っ子で生まれる

両親が離婚するも、

お金の心配をせずに生きてきた

あれこれ手をかけてくれたお母さん

大学に二回入り、卒業せず

病気になるが、回復してから楽天的に

今でも困ればお母さんが支援してくれる

きっと周りの人がどうにかしてくれる

家の遺産を受け継ぐ予定

でも具体的には知らない

特殊な雇用形態で勤めて残業なし

安月給

自分の会社に通いやすいところにしか住みたくないし

部屋探しとか、引っ越しとか面倒

家事とか苦手

お金で解決できることはそうする

子ども二人は欲しい

ダメなら養子でもいいし

結婚式はこっちは数十人は呼びたいし、一軒家も欲しいし、車も欲しい、猫も飼いたいな〜

え?生活に困ったら生活保護だってあるし、色んな制度を使おうよ。

凛は暗すぎ、ネガティブすぎ、何で?


私は…

うるさい兄弟の中で生まれ育つ

自立させようとする方針の親

両親はいるが、子どもの頃は生活に苦しい時期があった

奨学金で大学へ進学

四年で卒業して資格取得

病気になって回復してからある意味開き直ったり、健康意識は高まったが、蒼くんほど楽天的にはなれず

もちろん何かあれば両親やら家族は手を貸してくれるが、最終手段だと思っている

遺産なんて多分ない

(そういうものは、あっても兄弟で喧嘩するとか言うし、あるなら両親のお楽しみにでも使って欲しい)

正規雇用で一応役職あり

給料は高くないが、やりがいがある

なるべくなら職場の近くがいいけど、二人暮らしなら相手の勤務状況による

部屋探しも引越しも家事も面倒でも自分でやるのが当たり前

子どもなんて、もうこの歳で産めるのかわからないし

不妊治療の大変さも少しは耳にするし

養子なんて経済的、精神的に検討外でした。

蒼くんと結婚するなら、二人で節約しながら小さな暮らしをして日々の中で小さな幸せを見つけていこう…、

少しずつ貯金もして両方の親に、何か親孝行もしたいし、

そのためにはアレコレ贅沢せずに、小さく楽しんでいこう

は?生活保護?何でわざわざそれを前提にしなきゃいけないの?

蒼くんは、根拠もなく楽天的すぎるでしょ?!


自分が若くて、収入が良ければ、楽天的なのもわかります。

でも、違うじゃない?

現実見てる?

女の人はいつまでも産みたいときに子どもが産めるわけじゃないんだよ?

里親はお金持ちの家プラス色々な条件クリアしなきゃなれないんだよ?

家を買うにも、あなたの状況でローン組めるの?

お金をかけない結婚式、どれだけ安っぽいか出席したことある?私はもし挙げるなら、わざわざ恥かきたくないし、来てくれた人たちをおもてなしできる予算は必要だと思ってるよ。


蒼くんはわかってくれませんでした。

私は余程の金持ちじゃないと同じことを言うと思うと…。


どうしたって、噛み合わない。



また次回へ続きます。


BBQ後のお呼び出し

さてさて、冷め切っている蒼くんとのお話の続きです。


無事に終わったかのように見えた、りんの家族のBBQ。


それから数日後、母親からの連絡が。


「話があるから、うちに来なさい。」


…うん、本当は少し気になってました。

気がつかないふりをしていたけれど、母親が蒼くんを気に入ってはいないことに。

そしてその自分の思ったことは、声に出さないと気が済まないという性格も知ってます。

流石にこの人のムスメを30年以上もやっていれば、感づきます。


初対面で気に入ってくれなくても良いと思ってました。

徐々に良さがじんわりわかってくれれば。

いや、母にはわからずとも、ムスメにとっては良い人なんだなーしょうがないなー、と思ってもらえたら十分でした。


でも母はあの男は嫌だといいたい。


後になると余計に気分が嫌になるので、さっさと終わらせようと思いました。


でも毎週末基本的に蒼くんと会っているため、わざわざキャンセルして母親に会いに行くことになります。


蒼くんに連絡すると、当然、なんでこの間帰ったばっかりなのに、何故かと聞かれました。


嘘をつくと、その回収にまた嘘を重ねなければならず、良い言い回しも思いつかず、正直に伝えました。


「お母さんがね、何か話あるんだって。」


蒼くんも、自分が良く思われていないと気づきました。


…ごめんね。


そうして私は次の休みに、母親に会いました。


案の定、な展開でした。


母「話って何だかわかる〜?」

(薄ら笑い)


凛(何だそのテンションは…)

「蒼くんが、気に食わなかったんでしょ?」


母「流石ムスメだねぇ。笑

でも別れろって言いたい訳じゃないんだよ。

あんた、あの子と結婚するつもりなの?」


今すぐではないが、良い人だと思ってるし、結婚を前提にお付き合いしていることを伝えました。


蒼くんは私より一つ年下ですが、「あの子」という呼び方が、さらに幼く見えているのだろうと感じました。


昔から、世間に対しても、子どもたちに対してもダメ出しの多かった母。

自分の考えがいつも「正しく」、「普通」であり、そうでない光景に出くわすと「それはあの人がおかしい」と言わないと気が済まない人でした。

今、振り返ってみれば、あの頃は母親も大変だったと思います。

でも子どもたちも大人になったら、だいぶ丸くなってきました。


そんな母の、この日の主張です。


・あの子は良い子かもしれない

・でもあの子じゃなくてもいいでしょ?

・あの子〇〇のアレルギーじゃない?(後日確認しましたが違いました)

・長男一人っ子じゃなくてもいいじゃん

・あの子、年収低いでしょ?

・緊張してたんだろうけど、気が利かないよね

・他に良い人いないの?

・別の人とも同時に付き合ってみたら?

・あの子のどこが良いの?

・あの子と結婚したら、あんた苦労するよ

・なんか周りが見えなくなってんじゃないの?


一つ一つに反対して、「でも」とまた被せてくる母親。私が言葉で勝てるほど、蒼くんの安心材料はありませんでした。母親にも論破できるほどの理由はありませんが、同じ言葉を繰り返し言われていました。そして、「結婚はボランティアじゃない」とも言われました。


母親はとりあえず主張してすっきり。「別れろって言ってる訳じゃないからね〜」と、念押し。


ムスメの将来を心配してくれているのはわかります。できるだけ苦労しないで幸せになってほしいと思うのは親として当然でしょう。

蒼くんよりもっと頼もしくて、気が利いて、収入もよくて、長男じゃなくて、一人っ子じゃなくて、何のアレルギーもない人と、ムスメが出会い、結婚して幸せになれると信じています。


「お母さんは高望みしすぎなんだよ!

私が若くてモテモテだったら、選び放題かもしれないけど、私は残念ながらそうじゃない。若い時からそうじゃない。

今、蒼くんと別れるつもりはない。

でも、今後もし別れたとしても、お母さんの望み通りの男なんて、一生連れてくることなんてできないから、諦めて!」


そんなことも、

そんなことを言うムスメも、

親不幸かもしれません。

でも、これ以上、期待していないでほしい。

あなたのムスメは残念ながら、あなたが思っているほどモテない。


蒼くんは優しくて一緒にいると楽しくて、安心する、それ以外、蒼くんのいいところをまともに言えなかったです。

蒼くん、ごめんね。

お母さん、ごめんね。


どっちにも、ごめんって、

私は誰のことも喜ばせられないのか?


そして、この後、蒼くんに何を話したか聞かれ、質疑応答形式で、ザックリ答えました。

二人とも、どよーん。。。


障害があるからこそ盛り上がる、なんてことはなく、二人でどよーん。


だけれども、後から、あの時母親が言っていたことにも納得してしまうのでした…。

BBQ前の暴露

さて、BBQ前のお話しです。


「話しておかなきゃいけないことがある」

深妙な雰囲気で蒼くんから連絡がありました。


何それ?怖い!


別れ話ではなく、打明け話っぽい雰囲気。

そうでであれば、


借金の話

仕事の良くない話

病気の話

家族に介護が必要な話


そんなとこだろうか?


平日の夜、仕事の後に落ち合って、普通にご飯して、コーヒー買って、そこそこ人のいる公園へ。


そこで蒼くんの暴露話が始まりました。


「僕、精神疾患だったんだ。

大学は卒業できなかった。

それで無期雇用だけど、正社員じゃない。

そのせいもあって、給料めっちゃ安いんだ。

りんの家族に会う前に、ご両親に聞かれたら嘘はつけないから、りんに話しておかなきゃと思ったんだ。」


うん、予想してた。

私も以前は鬱の治療してたし、

そういう人がいることもわかってる。

だけど、ショックが無かった訳ではない。

もう蒼くんのことが好きになってたからこそ、ショックだった。


それを打ち明けたら、ウチの親は何て言うのだろう?

将来、二人でやっていけるのだろうか?

子どもとか産めるものなら欲しかったけど、経済的に諦めるしかないか。

二人だけでも、結構カツカツの生活を、節約とか頑張ってやっていかなきゃいけないかな。

それでどうやってウチの親、蒼くんの親に親孝行できるのかな。

親のために結婚するわけではないけど、やっぱり喜んでほしい。

あわよくば玉の輿なんて夢は、完全に砕けたな。


不安、不安、不安…。


でも、隣にいる愛しの蒼くんが、

もっと不安げな顔をして、俯いて、私の言葉を待っている。


「うん、まずは話してくれてありがとう。

まあ、ひとまず二人で頑張ってみませんか?」


頑張って明るく言ってみました。

私だってすっごく不安だよ。

だけど、こう言うのが私にとって精一杯だった。


蒼くんのことが好きだから。

ここで可能性をゼロパーセントにしたくない。

どうやったら二人で生きていけるか、前向きに考えていきたい。


そう思ったのです。

でも、今思えば、この考えが甘かったから今のこのモヤモヤに繋がっているのかも。


ちなみに、婚活する女性への警告も含めてお知らせすると、サイトで出会った蒼くんのプロフィール掲載内容はこちら。


最終学歴:大学←大卒とは書いていない。

職業:会社員←正社員とは書いていない。

年収:〜200万←最低の選択肢がコレ


そう、嘘は書いていない。

写真を数枚載せて、他のプロフィールもしっかり埋めているので不審者感はありませんでした。


出会いを探していた頃の、私の条件は低い方だったと思います。


「学歴は高卒以上ならいいかな、その当時どういう理由で進学を選ばなかったかより、今頑張っているかの方が大事だし。」


「収入も人に話せないような職業ではなくて、定職についていて、毎月ある程度決まった収入があって頑張ってればいいよね。給料で区切るほど自分だってもらっているわけじゃないし。」


そんな考えでした。


だけど、今回のことがあって、婚活を始める友達に助言するなら、次にもし自分が婚活するなら、この条件にしようと思ったことがあります。


最終学歴:大卒以上!(私は大卒です)

年収:自分以上!


自分ごときが上から目線で偉そうかな、お相手を選べるほどの立場なのかな?

とも思うのですが、実際経験上、蒼くん、そしてそれ以前の彼氏と出会ってきて、学歴や年収が自分以上でないと、自分が「常識」と思っている感覚が大きくズレているのではないかと思ってしまうのです。

もちろん、みーんな価値感が違うのは当たり前ですし、婚活で出会う人なんてなおさら色んな人が集まってきてしまうのです。

だからこそ、お互い最低限の条件で選んで、お会いして仲良くなって、結婚や一緒に住むとなって、色々擦り合わせをしていく段階になった時に、「はぁー?なんで!?何言ってんの?」みたいな原因をなるべく減らして、その時に破局するよりかは、早めにふるいにかけたいのです。


もちろん、学歴や収入が全てではないし、それが自分以上という条件に合わなくても、それを乗り越えられるくらい、お会いしてみたらステキな方も沢山いると思うのですが、玉石混交の婚活市場において、その原石を探し出すのは効率が悪すぎるのです。


なんかもうね、これ以上蒼くんのことを書かなくてもこれが全てな気がしてきました。


でも発散したいから書きます!


蒼くんの生い立ちと、私とのズレは、この後の話をもう少し書いてからお話ししましょう。


それではまた、近いうちに。